下記のように複数のデジタル署名を持った実行ファイルが起動されようとした場合かつ、信頼された発行元の確認対象のスペースルール(デフォルトではUS TPL/Private TPL/SS TPL等)からの起動であった場合、AppGuardはこの実行ファイルのデジタル署名に対してチェックを行います。
この時、以下の2つのチェックを順番に行う流れとなっています。
① デジタル署名が不正なものでないか正常性を検証 ⇒ 全てのデジタル署名に対して行われます
② デジタル署名に設定されている OLSC 情報がポリシーと合致しているか ⇒ 表示順で一番上のデジタル署名のみに対して行われます。
この時Windows側は実行ファイルに設定されている全てのデジタル署名をチェックし 一つでも不正の疑いがあった場合はエラーを返すため、一つでも検証エラーとなったものが含まれていた場合は 起動不可 と判定されブロック動作となります。
もし、デジタル署名の正常性検証がどのような理由でエラーとなったかを確認したい場合は、該当するデジタル署名の詳細情報を確認ください。