よくあるご質問

アプリケーション動作時に複数のレジストリキーに書き込みを行っているが、どのように対処すればよいですか?

アプリケーションが動作する際にGuardedアプリケーションを介してレジストリの書き換えを行う場合があります。レジストリキーの書き換えに失敗するとアプリケーションが正常に動作しない、処理を完了できないといった事象が発生する場合があります。単一のレジストリキーであれば「例外レジストリ」にてレジストリキーに対するアクセス制御ルールを変更することで対応できますが、複数のレジストリキーに対して同時に書き込みを行う処理であった場合、個々に対応するのではなく書き込み元をパワーアプリケーションに登録することで問題を回避することもできます。

例えば、以下のように「Windows Calculator」から複数のレジストリへの書き込み制御している場合、書き込み元である「Windows Calculator」をパワーアプリケーションに登録します。なお、本例は説明用に設けたもので実際にAppGuardを利用する際に「Windows Calculator」をパワーアプリケーションに登録する必要がありません。

メッセージ情報を表示すると<Windows Calculator>と表示されている部分の実行パスが確認できます。本例では「c:\windows\system32\calc.exe」を用いて説明します。

①「詳細設定」タブ内の「パワーアプリケーション」欄にある [追加] をクリックします。

②「パワーアプリケーションを追加」ウィンドウが表示されるので「Path:」欄にActivity Reportにて確認した「c:\windows\system32\calc.exe」を入力して [OK] をクリックします。

③ パワーアプリケーション欄に登録したパスが表示されます。


※「パワーアプリケーションへの登録(動画)」については、こちら をご覧ください。

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